海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

NZ 実習に近い本格的な体験をすることができました

【 お名前 】:山本 妙
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
現在大学3年生で将来英語教諭になることが夢なのですが、来年教育実習に行く前に、実際の海外での教育方法や、現場はどのようになっているのかがなど知っておきたいと思ったからです。
また、保育所、幼稚園のボランティアはたくさんあるなかで、小学校に参加できるボランティアはあまりありませんでした。大人のように話すレベルのの高い英語環境の中で過ごしたいと考えていました。

【 参加期間中に楽しかったこと、思い出に残るエピソードなどなんでもお書きください。字数は無制限です。 】:
ボランティア初日は緊張もあり、子どもたちと上手く交流することができませんでした。
しかし日がたつにつれて、子どもたちも挨拶をしてくれたり、一緒におにごっこをしたりして打ち解けることができました。どのような活動をしたかと言うと、机間指導が基本です。時々30分程度日本文化や、日本語のあいさつの紹介や、折り紙を教える時間をとっていただきました。実際いざ子どもたちの前で話すとなると上手く伝わらないことが何度もありましたので、説明するときにわかりやすい英単語をちゃんと確認しておく必要があると痛感しました。

また、折り紙は、男女関係なく興味心身で授業以外の時間でも教えることがありました。
しかし、子どもたちは楽しすぎたのか、先にする勉強より夢中になってしまったり、先生の話を聞く事とを優先しなくなったりすることがたまたまありましたので、「後からしようね。」と声をかけ、メリハリをつけふことが必要です。

他にも、担任の先生は1人の子どもに直接指導している間は他の子どもたちの様子を観察し、クラスマネジメントをしたり、注意をすることも求められます。
本来2日ごとにクラスや学年が変わるプログラムだったのですが、私はより日本での実習に近い体験をしたかったのと、子どもたちとの信頼関係を深めながら教育を学んで行きたかったので、学校側に特別に2週間同じクラスでサポートしたいとお願いしたところ、わがままにも関わらず快く承諾していただきました。
このようなご厚意から、私はより実習に近い本格的な体験をすることができました。

毎日が刺激的で思い出はたくさんありましたが、最終日に子どもたちが1人1人メッセージを書いてくれた画用紙や、つくったおりがみをたくさんプレゼントしてくれたことがとてと嬉しかったです。
このボランティアを通して授業を実践できたことだけでなく、教室の作りや教材の濃さなどニュージーランドの教育について深く知ることができました。また、ホームステイ先でも本当によくしていただきました。英文をスペルチェックしていただいたり、勉強中におやつをだしてくれたり、とても優しいホストファミリーでした。

また、料理はとても美味しく、週末には観光地に連れて行ってくださりました。語学学校は一週間と短かったですが、先生や同じクラスの学生とドライブを楽しみましたし、現地のコーディネーターの方々はスキーを誘ってくださり、ボランティアはもちろん3週間で素晴らしい思い出がたくさんできました。

【 今後参加される方へのアドバイスをお願いします。 】:
このプログラムは教員を目指している方には本当にオススメします。
しかし、クラスによって異なりますが子どもたちは大人のように喋りますので、会話することが大変なこともあります。
根気強さも必要ですが、子どもたちや、先生方と積極的に関わることが一番大切です。
また、日本から教材を持っていくことで、実践的に授業をすることができます。

【 そのほか、何かお気づきの点などありましたらご記入ください。アンケートへのご協力ありがとうございます。 】:
今回このボランティアを通して、教員になりたいと強く再確認することができました。
小学校へのボランティアはめったにありません。ニュージーランドは本当に優しい人が多いですし、自然に溢れた国です。
このような素晴らしいボランティアに参加できたことは私の一生の思い出です。