参加者レポート
ジョグジャ日本語&子ども支援 10月
■参加されたプログラム
ジョグジャ日本語支援&子ども支援
■参加期間
2024/10/19〜2024/10/25
■ボランティア活動や地域体験について
ジョグジャに約6日滞在し、初日と2日目は自由行動、3日目以降にボランティアと市内観光、ジープアクティビティなどがあり、最終日に世界遺産巡りというスケジュールでした。ボランティア先は、日本語学校(2回訪問)、日本文化研究会(1回訪問)、幼稚園(1回訪問)、孤児院(2回訪問)がありました。時間はそれぞれ1時間半から2時間ほどでした。
日本語学校と文化研究会では、日本語での質問に対し答え、会話練習を行うのが主な内容でした。
また、幼稚園では簡単な英語で説明しながら折り紙をしました。
孤児院では、折り紙をしたり、動物のカードゲームを使って動物の名前を日本語で教えたりしました。ここでは、基本的にコーディネーターの方がインドネシアで通訳してくださり、あとは簡単な英語でコミュニケーションをとりました。
日本から折り紙、シャボン玉、その他いくつかのおもちゃ、お菓子を持参し渡したところ、とても喜んでいただけました。
観光の中で、インドネシア伝統のバティックという布のハンカチを作る体験ができました。コツを掴むまでは少し難しかったですが、自分の好きな柄・色のハンカチを作ることができとても楽しかったです。
■その他の感想
この旅を通して、適応力が上がったと感じます。例えば、ボランティアでは元々考えていった内容で行うこともあれば、現地の様子を見てその場で臨機応変に何をして何を話せばいいか考える場面も何度かありました。また、日本とインドネシアの文化の違いからも、新しい環境に合わせる力が身についたと思います。
旅の中で、印象に残っていることはトイレです。イスラム教の施設では基本的に靴と靴下は脱ぎます。そしてトイレもスリッパなどはなく裸足のまま使用します。インドネシアでは、トイレットペーパーを使用せず水で洗うという文化があるそうで、床がかなり濡れていて最初裸足で行くことに少し抵抗がありました。また、そもそもトイレットペーパーを置いていない場所も多く、日本との違いに最初は驚きましたが徐々に慣れました。
持っていくと良いものとしては、水に流せるティッシュです。前述の通り、トイレットペーパーがないトイレも多いため役立つと思います。また、ホテルのトイレは毎日トイレットペーパーを補充してくれますが、毎回量が少なかったため、あると便利です。
ジョグジャで過ごした1週間は毎日充実しており、あっという間でした。ただ観光だけでなく、ボランティアを行うことで、現地の方と関わる機会が本当に多く、色んな話をすることができ、貴重な経験となりました!
■滞在先やその周辺について
滞在先のホテルは、しっかり荷物を広げれるスペースのある部屋で、ベッドの寝心地もよかったです。また、外にはプールやビリヤード、池などがありました。朝食はブュッフェで毎日約10種類のインドネシア料理が楽しめます。味はとてもおいしかったです。
周辺には、すぐ隣にコンビニ、道の向かい側にはカフェなどがあり、とても便利です。少し歩けば、おいしいチキンの店や吉野家がありました。ただ、道の交通量がとても多く、信号もないため、タイミングを見極めて反対側に渡るのが少し怖く難しかったです。
■現地の物価について
空港で換金した4万円分をほぼ使い切り、クレジットカード利用も合わせたら5万円ほど使いました。ジョグジャの物価はとても安く、食事は屋台では200円以下、少し雰囲気のいいレストランでも600円ほどで済みました。また、スーパーでフルーツをたくさん買っても数百円です。
観光では、一部入場料が数千円のところがありましたが、それ以外は数百円で入れました。
そのため、お土産にお金を使わなければ、1週間約3万円あれば十分だと思います。私は、インドネシア伝統の服や高級コーヒー豆等をお土産として買ったため、合計約5万円となりました。
■スマホやWIFIについて
事前にeSIMを購入していきました。インドネシアやシンガポール等の4カ国で使えるeSIMを購入し、接続状況などは特に問題なく利用できました。容量は1日1ギガだと十分余るくらいでした。