海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

アメリカ スープキッチンボランティア

 
 

参加期間 2024年 8月18日 ~ 9月 1日
 

参加の動機
ボランティア活動に興味があり、友達が誘ってくれた。ホームステイで海外の生活を肌で感じつつ、英語でコ
ミュニケーションを取ることで異文化を知れる機会だと思い参加した。
 
【印象に残ったこと・感動したこと】
日本では多様性などが話題に上がっているが、アメリカでは様々な人種の人たちと暮らすことは当たり前の環境であ

り、もはや多様性などと改めて明記し話題にする必要はないように感じた。フードドライブをはじめ、交通機関など福祉制

度が意識されているように感じる場面が多かった。ただ、アメリカでの2週間を通じて、日本より身なりの整った方でもホ

ームレス生活であるなど資本主義による格差を強く感じた。しかし、全体を通して気軽にコミュニケーションを取るオープ

ンな環境であると感じた。レディーファーストであり、些細なことであっても助けることは皆が普段から行っている行動で

あるように感じ、とても良い雰囲気であると思った。こちらからも積極的に話しかけると、相手も話してくれたり手伝って

くれたりするので、自分から自信をもって行動していくことの重要性を改めて体感した。現地にも、同じボランティアの日

本人学生をはじめ、多くの学生と交流する機会があり、様々な経験談やアメリカでの生活を聞けたことは良い刺激となっ
た。
 
【大変だったこと】
参加初日は英語が伝わらず、私たちの仕事を他の人に頼んでいる姿を見たときは心に響き辛くやっていけるか心配だ

った。また、Soup kitchenとOCレスキュー両日の活動は体力的に大変な時もあった。
 
【楽しかったこと】
Soup kichenなどのボスが優しかったこと。最終日には「気をつけて帰ってね」と声をかけハグをしてくれて、初日か

ら自分が頑張ってきた証に思え嬉しかった。他の日本人メンバ―とも仲良くなれたこと。また、カリフォルニアはずっと天

候が良く、ビーチやサンタモニカ、ディズニーなどを満喫できたこと。ドジャースの試合も見に行け、大谷選手を見れたこ

と。
 
【持ち物について】

ウェットタオルは何枚あっても良い!サンダルや水着があると遊びに行く時便利。活動時に水を持っていく肩掛けバック

や水筒(ホストマザーが貸してくれることもある)があると便利。
 
【現地での服装について】

気軽に外出する時や家でゆっくりするような服があると良い。(2枚くらい)活動時は汚れてもいい服がいい。最終的に捨

てて帰れるくらいだと荷物も減ってよいかもしれない。夜と昼の寒暖差があるため長そで1~2枚あると良い。パーカー

とかカーディガンでもよいが、バスやスーパーは空調が利きすぎていることがあるため。
 
【現地の物価】
円安の影響もあり、色々と高い。特に観光地やドジャースの球場はポテトだけで2000円近くする。バスは片道2ドルな

ので、往復500円くらい。ただ、バスはお釣りが出ないので1ドル札が多くあると便利。高いレストランとかに行かないな

ら特にチップは考えなくて大丈夫。タクシーを手配するときは、ウーバーとリフトどちらのアプリも入れて比較する方が良

い。日や時間帯によって値段が全く違う。
 
【コミュニケーション手段(言葉の問題など)について】

ホストファミリーが本当に優しいから、自分たちの拙い英語も聞いてくれる。でも、毎日わからない言葉は調べたりして

日々アップデートすることは重要。アメリカの人たちはおしゃべり大好きだから、色んな場所や人に会える機会を大切にし

て、積極的に話すことが大切。あとはリアクションや相槌が大切。単語を多く知っていると何を言っているのか理解しやす

い。あとは主語と時制を意識して話すこと。
 
【ステイ先の情報・感想】

今回受け入れてくれたホームステイ先は本当におしゃべり大好きな方で、人脈が広かった。いろんな人を紹介してくれ

たため人との繋がりが大きい。近くのお家の日本人留学生ともアメリカの人なら子どものこと絶対に遊んだというテニス

をした。よく車で送ってくれたりもした。ご飯もおすすめを教えてくれたり、場所にもたくさん連れて行ってくれた。
カリフォルニアはビーチが素敵でたくさんある。 犬がいるとリラックスできるし、会話のネタにもなるかもしれない。
色んな性格の人に出会うと思うが、どんどん話すことが大切。
 
【派遣(ボランティア)先について】

最初は環境に驚くだろうけど、本当にいい人たち。積極性が大切で、わからないことはすぐに聞くこと。色んな人種の

人たちがいる分,みんな助けてくれる。曜日によって色んな人が来ていて日々色んな人に会える。スープキッチンの方が

人手が日により異なるため仕事が多い。ただ、衛生的には覚悟した方がいいかもしれない。OCレスキューはホームレスの

人ようのアパートもあるし、キッチンもSoup kitchenより整っている印象を受けた。どちらもちゃんと休憩をくれる。

 
【やってみたかった事・やり残した事】
英単語をもう少しわかっていればすぐに応答できることもあったのではないかと思うと悔しい。活動場所の人やホスト
ファミリーともう少しコールアンドレスポンスを早くでき、聞き返すことが少なくできるよう、
リスニング力は重要であると痛感した。
 
【その他、自由にご記入ください】

とっても楽しかったし、充実した2週間を過ごすことができた。最初2週間は短いかもと思ったけど、期間じゃない。どれ

だけ積極的に話したりして内容を濃いものにするかだと思う。たくさんボランティア活動場所の人と話して内容を聞けて

良い経験をすることができました。