参加者レポート
セブ・夏休み高校生ボランティア
■参加期間:2023年7月28日~2週間
■ボランティアの種類
子供関連
孤児院
障がい者施設
■滞在形態
ゲストハウス/ホテル
■ボランティアの活動内容と、その活動時間
午前に障がい者施設の訪問、午後にスラムの訪問、子供たちとの交流など
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
どの活動先でも、現地の人々は私たちをとても温かく出迎えてくれました。子供たちが私たちの姿を見ると嬉しそうに駆け寄ってきて、手を握ってくれたりしたのがとても嬉しかったです。
始めはぼったくりやすりにあったらどうしようと不安な気持ちでいっぱいでしたが、幸いそのようなこともあまりなく(タクシーでおつりが返ってこなかったことはありましたが、まぁ無事に帰ってこられたので許容範囲です笑)、安全に楽しく過ごすことができました。
私が特に印象に残っているのは、とある山のスラムに行った時のことです。
そこの子供たちは特に明るくて、人懐っこかった印象です。ある女の子は私のハウスビジットが終わるとわざわざ迎えに来てくれて、手をつないでみんなのところへ連れて行ってくれました。そこでは数カードを使って算数の簡単な計算ゲームをしたのですが、思いのほか楽しんでくれてとてもうれしかったです。一緒に遊んでくれた女の子が、活動が終了するときに、また来てくれるのか、いつ日本に帰るのかと尋ねてくれて、帰る日付を伝えると寂しがってくれました。また、初めからずっと手をつないでくれていた女の子も「you are best friend」と言ってくれたり、その村を去る直前まで「Come again?」とずっと訊いてくれたので少し切なくなりました。「またすぐ来るね」と約束をして、その村を離れたときはとても寂しかったです。
セブでは一緒に活動したボランティアやバディだけでなく、多くの現地の人とのかけがえのない出会いを経験することができました。世界中に一気に友達が増えたような感覚です。はじめは不安も多かったですが、帰国した今、この活動に参加してよかったと、心から思っています。
■今後参加される方へのアドバイス
子供たちはとても元気で、おもちゃやお菓子が大好きです。ちょっとでも見せるとすぐにねだってきて、あっという間になくなってしまいます。風船や小さめのキャッチボール用のボールなど、遊び道具は数が多いもののほうが良いかもしれません…個人的には数字カードや動物のカードなどもおすすめです。大人数で遊べるし、勉強にもなります。
また、ステッカーは大人気ですので、何種類か持っていくとよいと思います。一応現地にもトイザらスなどがあるのでおもちゃは買えますが、長めに滞在する方は多いに越したことはありません。
また、ジップロックなど、しっかり封ができる系の袋は5,6枚持って行ったほうが良いです。お菓子などをホテルで食べた後、そのまま捨ててしまうとアリが湧きます…!(湧きました…)虫よけスプレーや殺虫スプレーを持っておけば多少その点は安心かと思いますが、虫が苦手な人はゴミ捨てに注意です。封ができる系の袋に入れて捨てればある程度防げると思います。
お金は、1日1000ペソもあれば全然十分だと思います。十分すぎるぐらいです。ただ、意外とコンビニやフードコートでは1000ペソ札など大きいお金は嫌がられるので、100ペソがたくさんあると非常に良いと思います(あと小銭。5ペソや10ペソは重宝する)。VISAカードは作っていくと便利です。ファストフード店やショッピングモールで使えます。
■その他、お気づきの点
折り紙はアクティビティの一つでとても人気ですが、あまりにも難しいものは教えるのが大変だと思います。(子供たちは身体を動かすのが大好き)。あと、コンビニでお茶を買うときは注意です。高確率で砂糖入りです。本当に野菜不足に悩まされるのでビタミン剤は必須だと思います。