海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

バリ島ボランティア&文化体験 8月

インドネシア、バリ島ボランティア&文化体験プログラムの参加レポート。

■参加された国名
インドネシア・バリ島

■参加期間
8月18日〜8月26日

■参加の動機
言語が通じない中で、子供達や現地の人たちとの交流を通して異文化を学んでみたいと考えたため。

■ボランティア活動について
現地の幼稚園には朝の8時〜10時の間に3回訪問させていただきました。子供たちは元気いっぱいで勉強している時も体操をしている時も外で遊んでいる時も笑顔で溢れていました。子供たちと外で一緒に遊ぶ際、日本から持って行ったシャボン玉やバルーン、折り紙などを使って遊びました。子供たちは普段使ったことのないおもちゃに目をキラキラさせていました。3回目の最後の訪問は残念ながらプールの日で一緒に活動することができませんでした。子供たちの元気と笑顔は最大の癒しで、もっと長い時間一緒に遊んでいたかったなぁという気持ちが強く残りました。
社会人向けの日本語教室には夕方から2時間程度で2回訪問しました。皆さん通い始めて1ヶ月とは思えないほど上手に日本語を話していました。私たちが訪問した際は家族について紹介をする授業と場所の説明をする授業でした。発音の間違いを指摘したり一緒に発音したりサポートできたことは少なかったかもしれないけど、想像以上に仲を深めることができました。授業が終わっだ後にSNSを交換し、今でもたまに連絡を取り合えていて嬉しいです。
孤児院に訪問した際はそれぞれ餡子、きな粉、黒蜜、ホットケーキミックス、白玉、金平糖などを持ち合わせていたのでそれらを使ってお菓子作りをしました。調理器具や設備があまり整っていない環境の中、作業を進めるのはなかなか苦戦しました。しかし、出会って数日しか経っていない参加者同士で知恵を出し合い協力し合ってお菓子を完成させることができました。

■その他の感想
ホームステイ先に滞在し始めた1日目からお風呂の中にヤモリが現れて驚きました。蜘蛛やありが部屋の中に無数に現れていたので虫除けスプレーは必須だなと感じました。虫には苦手意識が大きく、最初の方は虫が多いことに苦戦していましたが、日を重ねるにつれ慣れていき最後の方には全然気にならないくらい強くなれました。
外を歩くと狭い道に野犬とバイクがたくさんでビクビクしながら歩いていました。しかし、野犬は吠えることなく大人しかったので特に危害はありませんでした。横断歩道がほとんどない状態で、バイクは絶え間なく走っていることが多かったので、道を渡る時には十分に確認してから素早く渡るのが大切だと感じました。
わたしが観光地を回った中で1番おススメする場所は、クタのビーチです。夕方行ったので丁度夕日が沈むタイミングを見ることができました。30分いるだけでも見える景色がどんどん変化していき、無心で眺めていることができました。近くに大きなショッピングモールがあり、お土産を買ったりご飯をかったりすることもできました。
ホームステイ先から近かったウブドマーケットには時間があれば何度も行っていました。服やアクセサリー、カゴバックなどいくら見てもズバリと並んでいて何度行っても飽きずに見て回っていられました。何度も行っているうちに値下げ交渉の技を身につけて、お得に買い物をすることもできるようになりました。笑

■滞在先やその周辺について
ホームステイ先の近くに現地に住み始めて20年近く経つ日本人の女性がいました。その方は、私たちが幼稚園のプールの場所がわからなくて困っている時に偶然出会いました。事情を話すと、参加者全員を車に乗せて幼稚園のプールまで案内していただきました。突然のことだったのにとても親切に対応していただき、感謝しきれませんでした。
ホームステイ先の周辺には服や小物のマーケットが多くありました。他にもカフェやレストラン、コンビニがたくさんあり食料に困ることはありませんでした。レストランはバリ料理やイタリアンが多くありました。普段食べたことのない料理が多く何を頼もうか毎回長い時間迷っていました。
カフェやスターバックスなどもあり、飲み物を購入した際のストローはどこのお店も紙のストローでした。紙のストローに慣れていなかったので、飲み口が潰れてしまい、飲めない状態になってしまうことが何度かありました。

■現地の物価について
物価は日本に比べて安く買い物しやすかったです。食費には9日間で昼食・夕食・完食合わせても1万5千円程度で済みました。カフェでパンケーキと飲み物を頼んでも千円程度で日本で食事をするよりも安く感じられました。お土産代としてお菓子や小物、衣類など満足いくまでたくさん購入しました。それでも1万5千円程度で収めることができました。
観光地への入場料などはどこも数百円程度でした。
初日日本円3万3千円をルピアに交換し、9日間でそれらをちょっきり使い切り丁度よかったです。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点など
プログラム内容以外に自由に過ごせる時間が多かったので、事前に個人で行ってみたいところをピックアップしておくと時間を有効に使えて良かったなと感じました。バリはスパが有名でたくさんありました。小さくて混んでいる店も多くあったので、事前に予約しておく方がいいなと感じました。
1日1日の活動内容が濃く、ホームステイ先に帰ると疲れ切っていました。その中で手洗いの洗濯をするのは大変で干すところも少なく、乾きにくかったので、できるだけ洗濯をしないように衣類や下着を持って行った方が良かったなと感じました。
バリの人は心温かく優しい方が多かったです。しかし、時間にルーズで、待ち合わせ時刻の1時間遅れが当たり前でした。その習性を念頭に置いておくことは生活していく上で必要だなぁと思いました。