参加者レポート
ジョグジャ日本語&孤児院 3月
ジャワ島ジョグジャ日本語&孤児院の参加レポート。
■参加された国名
インドネシア
■参加期間
2019年3月11日〜2019年3月16日
■参加の動機
マレーシアに訪れたことがきっかけで、東南アジアの文化や風習に興味を持った。今回は、マレーシア以外の東南アジアの国を訪れてみたいと思い、言葉や食文化の近いインドネシアを選んだ。またジョグジャカルタはイスラム教が深く信仰されている。マレーシアの友達の影響もあり、イスラム教の文化についてもっと知れたら良いと思い、このプログラムに参加しようと決めた。
■ボランティア活動について
3/11の午前中にアジスチプト空港に到着した。フィトリさんと合流し、ホテルに向かった。午後は滞在中お世話になる孤児院と文化教室に挨拶へ行った。
3/12は午前中はフィトリさんと観光した。水の宮殿と知られるタマンサリ、ジャワ建築の最高傑作とされたクラトンを訪れた。ランチはクラトンの中にあるレストランでとった。途中、人力車で移動した。午後は、孤児院と文化教室行った。孤児院では、私が日本から持参したホットケーキミックスとあんこでどら焼きを作った。孤児院の子たちの年齢は自分と近く、自己紹介をしながら一緒に作った。夜の文化教室では、授業に参加し、どのようにインドネシアの人が日本語を勉強しているのか見学できた。
3/13は、午前中はフィトリさんとマリオボロに行った。雑貨屋さんでアクセサリーを見たり、モールに行った。私がホテルの近くにあるジェラート屋さんに行きたいと言ったので、フィトリさんが自分のバイクの後ろに私を乗せて連れて行ってくれた。そのあとは、フィトリさんとカラオケへ行った。私が唯一知っているインドネシアの曲を2人で歌い盛り上がった。しかし、この日は雨かひどく、夜の文化教室は停電のため中止になった。代わりに夜は、私のジョグジャに留学している友達とフィトリさんを連れてディナーをした。私の友達はインドネシア語を勉強しに留学しているため、フィトリさんと交流できたことはとてもよかったと言っていた。
3/14は、朝に文化教室に行った。男性の方が授業を受けに来られており、先生と3人で日本の文化についてたくさん話した。日本についていくつか質問を受け答えた。同時に私が不思議に思っていたインドネシアの文化についても教えてもらった。文化教室のあと、先生も一緒にランチに行った。午後は、フィトリさんのバイクに乗せてもらい、バティックの体験、世界で1番高級なコーヒーと言われるコピルワックのショップ、チョコレートショップに連れて行ってもらった。夕方に孤児院に行き、日本から持参しただんご粉ときな粉を使ってみんなと料理をした。
3/15は、早朝の3時台からホテルを出発し、ボロブドゥールに日の出を見に行った。天候はあまり良くなかったが、なんとか朝日をみることができ、とてもよい経験だった。ホテルに帰り睡眠をとった。15時ごろにフィトリさんとプランバナンに行った。天候はよく、写真をたくさんとった。そのまま夕日を見にplaosanに向かった。少し雲で隠れていたが、夕日を見ることができ、そのあとはディナーへ。最終日の夜だったため、高級なレストランでフィトリさんと最後の食事をとった。
これにてプログラムは終了だったが、個人的に友人の家に1週間泊めてもらう予定だったため、3/16の朝にフィトリさんと私の友達の家へ向かい、フィトリさんと別れた。
■滞在先やその周辺について
ホテルの部屋は広く、電気、テレビ、トイレ、シャワーも特に問題なく使えた。ホテルのスタッフはとても親切で、毎朝バスタオルとミネラルウォーターを持ってきてくれた。朝食は好きな時間に食べることができ、セルフ式だったので自分が必要な量だけとることができてよかった。ホテルの近くにコンビニがあった。ホテルの前は大きい道路でバイクや車が多く通っていたため、徒歩での移動は少し危ないと感じた。徒歩5分ほどの移動でもフィトリさんがバイクの後ろに乗せてくれたので安心だった。食事に関しては、元々インドネシア料理が好きだったため、現地で食べたものは全部美味しかった。お米もタイ米だが、そこまでパラパラしておらず日本人でも食べやすかった。大体、1食150円から300円で食べることができる。毎食、フィトリさんが食べたいものを聞いてくれて、それがあるおすすめの場所につれていってもらった。 辛い味付けのものが多いため、頼む時にスパイスを減らしてと頼んだり、飲み物は甘さが強いものが多いため、シュガーを少なめにしてもらった。 1番美味しかったのは最終日の夜に食べたナシチャンプル。丘の上にある、とてもオシャレで高級なレストランだった。ちなみにそのナシチャンプルは900円ぐらいだった。
■その他の感想
自由時間は基本的にフィトリさんに行きたいとこに連れて行ってもらった。今回は参加者が1人だったので、フィトリさんのバイクの後ろに乗せてもらうことが多く、移動費はかからなかった。お金は日本円で23000円分両替した。私はプログラム終了後1週間友達の家に滞在したので、2週間分だったが、お土産も購入して丁度全部使い切るぐらいだった。両替は空港よりもデパートの方が良いとフィトリさんが教えてくれた。持ち物では延長コードと洗濯石鹸が役立った。1週間分の服を持参するのは荷物になるため、洗面器で手洗いをした。ハンガーは部屋に二本あったが、もう数本持って行くか現地で購入することがおすすめ。ドライヤーがホテルの部屋になかったので必要なら持参した方がよいと思う。今の季節は雨季のため、折り畳み傘とレインコートは必須。日本の真夏のように日差しが強いため、日焼け止めクリーム、帽子があると役立つ。や孤児院では現地の人と一緒に料理をしたが、あんこやだんご粉、きな粉のような現地で入手しずらいものは日本から持参するべき。しかし注意するのがイスラム教の方がほとんどのため、宗教上食べられないものを事前に調べてから現地に持って行くものを選ぶ方がよい。
■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等…
現地コーディネーターのフィトリさんは本当に優しい方でした。日本語が上手なので、英語やインドネシア語ができなくても大丈夫です。しかし、ショップの店員さん、孤児院の人たちは、インドネシア語しか話さないことが多かったので、ある程度のインドネシア語は勉強してから行ったほうがより交流できると思いました。例えば自己紹介がインドネシアでできればよいと思います。ジョグジャカルタは学生が多い街で、本当に過ごしやすい場所でした。昔ながらの文化が多く残る、日本でいう京都みたいな感じです。1週間で有名な観光地は全てまわることができます。食べ物も日本人の口には合いやすいと思うし、物価も安いのでお土産も沢山買うことができます。