インターネットで検索すると、多数の海外ボランティアプログラムが紹介されています。1988年に私達CECがプログラムをはじめた時には海外にボランティア活動しにいくものは公的な海外青年協力隊かいわゆる任意団体と呼ばれた活動グループぐらいしかなく、私達CECが行うような一般募集の海外ボランティアプログラムはほとんど見かけませんでした。
今、海外ボランティアがひとつの留学プログラムとして広く認知されるようになり、民間の海外ボランティア派遣プログラムも大事な役割を果たしていると感じます。だからこそ、各団体がどのような目的を持って活動しているのかをそれぞれが主張しなくちゃいけないのだと考えます。
エージェントにお金を払って海外ボランティア活動をするのはナンセンスで意味がない。自分で参加したらお金はかからないから、エージェントに高いお金を払う必要がない。ボランティア活動という名前でエージェントの金儲けに利用されている。。。などの意見を言う人がいます。
そういった人は海外体験も豊富で、言葉の問題もない人たちです。公的団体で活動する事以外の活動を純粋なボランティア活動として認識されていません。
当然ながら、貴方が自分の生まれ育った町の高齢者ホームでボランティア活動するのにお金を払う人はいないでしょう。
それじゃ、お金をはらって参加する海外ボランティアプログラムがどうしてこんなに今人気があるのか。
● 確実に参加できる。
● 自分がやってみたい活動を指定できる。
● 参加したい国を選べる。
● 現地での滞在(ホームステイ、ホテルなど)を確保できる。
● 現地の治安情報などの情報を前もって確認できる。
● 現地での参加者ネットワークに参加し、情報を共有できる。
● 万が一緊急事態(病気、怪我、事故、事件)に遭った際に現地で信頼できる人たちがサポートしてくれる。
● 語学研修よりもボランティア活動を通じて現地の人と交われる機会、学べることが多い。
これだけの利点があるからお金を払って参加していただけるのです。 あとはそのプログラム費用が個人の基準で納得できるかどうかではないでしょうか。
現地でのサポートは不要、自分で行き当たりばったりで現地にいくことができる人には私達のようなエージェントのサポートは必要ありません。
公的機関が募集する海外派遣のプログラムはお金はかからないかもしれませんが参加するのに選考があり、だれでもいけるものではありません。派遣先も自分で選ぶ事はできず、1-2週間だけ、自分の仕事や学業の合間を見て参加することも難しいものがほとんどです。
私達が行っているような一般募集型のプログラムは上記のことが可能です。それが公的機関と民間団体の役割分担ではないでしょうか。
民間団体の募集する海外ボランティアプログラムは本当に千差万別でいろいろなものが選べます。だからこそどのプログラムが自分の参加したいものなのかをしっかりと見極める事が必要です。全く同一に見えるプログラムでも料金が違うのはサポートの中身が異なる場合があります。
なによりも一番大事なことはそのプログラムを運営する民間団体(旅行会社、留学エージェント、NPO団体など)のカウンセラーがどれだけ実際に現地のことを知っているかです。団体の中にはその派遣先にスタッフを派遣させたことがないプログラムを紹介している場合もあります。
NPO団体は非営利活動を行う団体ですが、どの団体も収入がなければ運営はできません。ほとんどのNPO団体の収入は収益事業であり、この部分ではNPOも旅行会社、留学エージェントも税務的には全く同じ扱いを受けます。
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