CECスタッフレポート
純粋でやさしい海南島の人たち
海南島で日本語教育ボランティアをしてみないか、その打診をスタッフから受けたとき、その場所がどこにあるのかさえわからなかった島、5日間の滞在を終え、帰国したいま、この島を振り返り、ここに来て本当に良かったと感じている。
海南島はベトナムの横、海に浮かぶ島、中国領の島である。しかし、気候が亜熱帯の為に、トロピカルフルーツが豊富な、セブや、バリなど、南国の島として考えたほうがよりイメージしやすいだろう。
香港までキャセイ航空でおよそ4時間、そこからキャセイの子会社であるドラゴン航空に乗り換えておよそ1時間15分程度のフライトだった、しかし、キャセイ航空の場合、行きも帰りも香港で一泊しなければならなかったが、ついでに香港で買い物や観光をするつもりなら問題ないだろう。コネクションのよいフライトとしては中国東方航空や、海南航空(関西空港から季節によって就航)などがある。
時差も日本と1時間しか違わないので、時差ぼけによる体力のロスも無いのですぐに生活に慣れることができる。
この海南島は九州と同じ位の大きさの島、およそ800万人が住むといわれてる。南国の島であり、経済特区ということもあり、中国大陸やロシア、東欧から避暑地として利用する人が多く、三亜(サンヤ)の町は一大リゾートして開発されている。
しかし、大きな島なので、まだまだ昔の素朴な場所も多いのだ。
表玄関の海口からおよそ40分程度車で走った文昌(ウエンチャン)は文化と教育の町として有名である。
ここで日本語を真剣に学ぶ島の生徒たちと、日本語を利用した交流をする。それが今回のプログラムを作るために訪問した理由である。
この町の人たちはいままで訪問した、セブやスリランカと同じように、島だからこそ、素朴なやさしさが残っている場所であった。出会う人々はかざりっけのない、素朴で、正直なひとたち。文昌という土地柄だろうか、真剣に日本語や英語を学ぶ生徒たちが多いことに驚かされた。
日本語を教える生徒たちが通う外国語専門学校にはなんと600名の学生たちが日本語を勉強しているのだそうだ。でも、日本人に出会える機会は少ない。だからこそ、私たちがボランティアとして参加してくれる人たちを送り、彼らの力になってあげたいと思った。
島だから、のんびりしている。治安も良いし、日本の都会のように音と電気の洪水におぼれることも無く、ゆっくりと滞在できるだろう。そして、生徒に日本語を教える代わりに、彼らから中国語も教えてもらえる。みんな愛想が良くて学校の寮に泊まっているからいつでも遊びに行き来できるのだ。
本音で言うと、この島は今のままで残したい。開発はいらないから、この素朴な人たちとずっと会えるような南の楽園であり続けてほしいと思う。
空気と、野菜、フルーツが豊富、人が良く、温和で素朴で陽気な南国の町を是非みなさんに紹介したい。

海南島のレストランで出会った陽気なウエイトレスのおねえさん
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