海外ボランティア バリ島
バリ島孤児サポート&お正月体験
春休み・グループ日程
孤児院住み込みで子供たちのサポート活動をし、バリ島ならではの現地お正月(オゴオゴとニュピ)を体験します。年に1度だけの開催(毎年3月頃)。
プログラムのポイント
◆孤児院で子供たちと交流
◆バリ島のお正月を体験
◆孤児院住み込みとホームステイ滞在
月の満ち欠けをもとに、定期的に伝統の衣装をまとってお祈りをします。こんな小さな年齢からすでに、伝統を受け継いでいるんです。
世界的に珍しい、バリ島のお正月
独自の暦に基づいているバリ島。お正月の日にちは毎年変わりますが、だいたい3月頃です。
オゴオゴのパレード
お正月の前日は悪霊を追い出す日。そのためにオゴオゴと呼ばれるお神輿が街中を練り歩きます。年に一度の盛大なお祭りです。オゴオゴは各地域ごとで作られ動物、鬼、人などさまざまな形があります。オゴオゴに悪霊が乗り移るとされており、清めるために最終的には燃やされてしまうそうです。
静寂のニュピ
オゴオゴのお祭りの後は、いよいよお正月当日を迎えます。お正月は「ニュピ」といいます。
この日は外出や移動、インターネット、電灯などの使用はできません。これは旅行者にも適応されます。空港や港も閉鎖され、バリ島内へ出入りはできなくなります(乗り継ぎや緊急時を除く)。レストランやスーパーマーケットなどもお休みです。テレビもやっていません。
この禁止行為が適応されるのは、当日の朝から翌日の朝まで。つまり、約24時間、バリ島は間静寂に包まれます。この日の星空は格別に綺麗だとか。
これは毎年ニュピの時期に出される注意喚起です(外務省のホームページからの引用)。
「ニュピ祭とは、断食と瞑想に専念するバリ・ヒンドゥー教徒の精神修養の日のことで、当日、バリ島では火や電灯が一切使われないほか、飲食店や商店などの営業が禁止され、外国人も含め様々な制約が生じます。」
こんな貴重な日を体験をしてみませんか?
プログラム内容(※2025年3月)
ボランティアとお正月を同時体験
スケジュールはおよそのものとしてお考えください。ホームステイ4泊、孤児院住み込み2泊の合計現地6泊のプログラム。
1日目:3/24(月) 現地到着日 (ホームステイ泊)
バリ島・デンパサール到着後、空港近くのホームステイ先(またはホテル)へお連れします。
2日目:3/25(火) バリ文化を知るための現地観光、孤児院へ (孤児院泊)
1日かけて主な観光スポットをまわりながら、バリ島の文化を学ぶオリエンテーションを行います。観光が終わり次第、孤児院へ向かいます。
観光する場所は、時期によって現地コーディネーターが考えてくれています。参加者の希望を聞くこともできます。
※現地観光の専用車の費用は含まれますが、観光にかかる入園料などが必要な場合は自己負担して頂いています。1ケ所あたり数十円~数百円程度。
3日目:3/26(水) 孤児院で活動 (孤児院泊)
クルンクンという地域にあるキリスト教系の孤児院での活動です。様々な家庭の事情で預けられている約110名の男女の子供たちがスクールマスターと一緒に生活しています。大きい子が小さい子のお世話をしています。
食事は一緒に同じものを頂きます。
ここでは住み込みで活動しますので、子供たちの生活に寄り添いながらサポートできることを行って下さい。指示されることはありません。
(参加者より) 何人かの小中学生達とあっちむてホイをして盛り上がって遊んだ。しかし、夜の学習時間だったため隣室の職員から「うるさい!」と怒られた。
別の日には、夜、子どもの勉強をちょっと見た。中学生年齢の子どもと分数の練習。1/3+1/2=2/5と計算する。分母を共通化しなくては、と説明しようとしたけど私の英語力では難しかった。
何かしてあげようと思わず、共に生活をする中で、できることを見つけて子供たちの見守りやサポートを行って下さい。調理や配膳の手伝い、学校の勉強をみる、またせっかくなので、子どもたちのためになるような内容で、異文化交流できるように計画、準備をして頂けると良いでしょう。例えば日本のゲーム、台所を借りて日本食の料理教室や試食、スポーツ、歌など身近なこと。
4日目:3/27(木) 孤児院で活動~お礼におやつ作りをしませんか。 (ホームステイ泊)
この日も子供たちの生活に寄り添いながらサポートします。滞在のお礼に、おやつ作りもしてみませんか。きっと旅の思い出になるでしょう。孤児院の台所をおかりするので、日本ほどの設備はありませんが、現地の食材と日本ならではの食材を使いながらできる範囲でふるまってみてください。
日本のものを紹介できるといいと思います。もちろん料理はせずに、日本のお菓子を配布し、試食するだけなどでも大丈夫です。
日本にしか売っていないものは日本からお持ちください。滞在中に、同時期参加者同士、持ち寄ったものをみながら何を作るかを相談するものいいでしょう。おやつなので一人少量程度で大丈夫。
活動が終わり次第、ホームステイ先へ移動します。
前例はホットケーキ(トッピング用に日本から持参したあんこが大人気だったそうです)、白玉、ラスク、そば(意外と人気)、カレーなどなど。
※おやつ作りに必要な食材の費用は自己負担、皆さまで割り勘して頂いています。数百円程度です。
5日目:3/28(金) オゴオゴの見学 (ホームステイ泊)
夕方から夜にかけて、賑やかなオゴオゴのお祭りが行われます。見学をしながら楽しみます。
オゴオゴはお神輿のようなもの。様々なデザインがあります。その世界観をお楽しみください。
6日目:3/29(土) ニュピを体験 (ホームステイ泊)
前夜の賑やかなオゴオゴとは一変、朝方6時頃~翌朝6時頃までの24時間、バリ島内は静寂につつまれます。これがバリ島のお正月・ニュピです。
ニュピ当日は外国人であっても外出することはできませんので、ホームステイ先にて、ご家族と一緒に思い思いの時間をお過ごしください。
バリヒンドゥー教徒のお祭り、お祈りの様子。
ニュピは現地の人にとって大切な日です。ニュピの静寂の妨げにならないようにお過ごしください。
7日目:3/30(日) 自由行動、そして空港へ
朝6時頃に、ニュピが明けます。
ニュピの外出制限が終わるのは朝方です。その後はフライトの時間に合わせて、自由行動の時間を楽しみましょう。フライトが夜遅くの方がより長く滞在することができますので、観光を楽しまれるのも良いでしょう。 なお、自由時間に行う観光はオプションになるので自己負担です。
ニュピ明けは、様々なイベントが行われていたり、混雑することも予想されます。延泊して、自由に滞在することもできますので、ご希望の場合はご相談ください。1泊から延泊可能です。
*直行便ですと深夜発、翌日朝方の帰国です。
現地コーディネーター
バリ人の現地コーディネーター(アミさん、女性)と彼女の息子さんたち。こちらのページで詳しく紹介しています。
少人数制
現地コーディネーター宅でのホームステイのため、定員は多くて3~4名程度です。ボランティア活動では1人1人の力をしっかりと役立てることができ、また参加者同士の横のつながりもでき、より楽しく、より活動的に滞在することができる人数です。
なお、参加者がお一人になった場合でも催行は致しますので、お一人での参加が不安な方は、事前にお申込み状況をCECまでお問合せください。
滞在先紹介
2ケ所を予定しています。基本的に1部屋を2名程度でシェアします。
※日本のような快適な環境を求める方や虫が苦手な方などは、別のプログラムをご検討くださることをお勧めいたします。積極的に、自ら考え、柔軟に対応しながら、どんなことも楽しめる方に向いています。
一般家庭でホームステイ(朝食付)
デンパサール市内の住宅街にある一般家庭でのホームステイ滞在。デンパサールは地方から引っ越してきた人が多く住み、日本でいう東京のような場所です。
現地スタッフでの滞在を予定。現地の一般的な家庭です。現地スタイルの家庭です。お部屋にはベッド、冷蔵庫、Wifi、エアコン(またはファン)などがあります。朝食付き。
お風呂はシャワーで、トイレは水洗です。 お湯の設備はありますが、お湯がでなくなったりすることはよく起こります(その場合はファミリーに遠慮なくご相談ください!)また、アジアですので、小さな虫や小動物などは普通にいます。現地の方々は共存されていますが、気になる方や苦手な方はご参加をよくお考えください。
孤児院の寮で住み込み(3食付)
孤児院で活動中は孤児院内にあるボランティア専用の寮で滞在します。
ベットがあるだけの簡単なお部屋で、裏の別棟にトイレとシャワースペースがあります。生活水準は現地人たちと同じになりますので、シャワーは水しかでません。食事は3食付きで、子供たちと同じ料理を一緒に食べます(現地の味付けなので辛い方は外食されると良いでしょう)。
こちらも小さな虫や小動物などは普通にいます。現地の方々は共存されていますが、気になる方や苦手な方はご参加をよくお考えください。
孤児院周辺には商店、食堂、ランドリーなどがあるので十分に生活できます。Wifiあり。
現地受け入れ可能日(2025年)
3/24(月)現地着~3/30(日)現地発、現地6泊
*お一人様からお申込み頂けます。同時期参加者は多くて3~4名程度
*1泊から延泊可能ですが、基本的に自由行動です。
参加費用
バリ島孤児サポート&お正月体験(現地6泊)
88,000円(2名以上 77,000円)
*朝食付(孤児院では3食付) *wifiあり *ホームステイ延泊費用は、3500円/1泊です。朝食付。 *括弧の値段は、ご友人など2名以上で申込み頂いた場合のお1人あたりの参加費用です。同行程の場合に限ります。 |
*2024年11月以降の参加費用です。
参加費用に含まれるもの
●バリ島の空港から滞在先までの往復送迎
●滞在期間中のバリでの宿泊費用(朝食付。孤児院では3食付)
●現地オリエンテーションと現地観光
(到着日翌日に行います。観光にかかる入場料、体験料などは自己負担)
●派遣先の施設への初回案内
●孤児院への往復移動費
●現地でのサポート
(困ったときの相談やその他、例えば病気になった場合、必要があれば病院へお連れしたりします)
●アクティビティの手配
(現地コーディネーターが自由時間の使い方のアドバイスやオプショナルツアーの手配などを行ってくれます)
●CECプログラム手配
(派遣先の情報提供、見積作成、派遣先選定のアドバイス、空き状況確認、現地協力団体への情報提供、航空券手配旅行会社の紹介、海外保険の加入手続き、ビザ申請サポート、現地到着時の空港で迎え手配、滞在先の手配、出発前の準備についての案内、出発当日及び到着時の注意事項、現地生活についてのアドバイス、滞在先の注意事項伝達など )
●ボランティア参加証明書の発行
(ご希望の方はご帰国後にご連絡下さい)
参加費用に含まれないもの
●往復航空券費用
(行先はバリ島デンパサール/DPS。大体8~15万円ほどが目安。弊社提携の旅行会社を通じて購入頂くこともできます)
●ビザ取得費用
(Rp.500.000/約5,000円。現地空港、またはWEBにて取得)
●バリ州観光税
(Rp.150.000/約1500円。事前にオンライン決済が推奨されている)
●海外旅行保険加入費用
●既定の観光の際にかかる入場料、体験料など(1ケ所あたり数十円~数百円程度)
●個人的なお小遣い
●ホームステイ滞在時の昼・夕食代
(食べる場所により変わりますが、1食約200円~)
※現地お小遣いとして1~3万円ほどが目安。
※現地Wifiレンタルができます。現地にて費用をお支払い頂く形です。
割引のご案内
早割り:出発日より3ヶ月以上前のお申し込みで4,500円、2ヶ月以上前で3,000円の割引適用。
リピーター割引:以前CECのプログラムに参加された方は、その旨ご連絡ください。特別料金をご案内いたします。
組み合わせ割引:バリ島のプログラムを組み合わせると30,000円の割引適用。バリ島+ジャワ島で組み合わせると20,000円の割引適用。詳しくはオプショナルプログラムをご確認下さい。
※上記の各種割引が2つ以上当てはまる場合は、一番割引率の大きいものを一つ適応させていただきます。モニターなどの特別料金のプログラムには適用できません。
※バリ島のプログラムでは「ご一緒参加割引」の適応はございません。2名以上でお申込みの場合は括弧内の料金です。
参加条件
●高校生以上(18歳未満の方は保護者の同意が必要)
●異文化を尊重し、相互理解ができる方
●ニュピの禁止行為を守れる方
●受け身の姿勢ではなく、自ら考え、積極的かつ柔軟に行動できる方
バリ島のプログラムを知るために
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お申込みの流れ
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3.お申込金22,000円(税込)のお振込み(プログラム費用に充当)
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ご希望のご出発日の3~4週間前までにWEBからお申込みをお済ませ下さい。